夏の盛りに、熊野古道を歩いた。 まことに山深い土地だ。巨木の森の中、土と石と苔の匂いに霊力を感じる。 三つの大社に参詣した。もとは修験の地であったが、やがて神仏習合となった。 それにしても平安末期、都の貴族たちの熊野詣は頻繁であった。後白河法…
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