都市力と風土力

建築からの文化論を主に、時事評論を加える。

吉田沙保里と「一つの家」

 

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オリンピック、応援したくなるのは女子の卓球。可愛いのもある。しかし強すぎないのがいいのかもしれない。銅メダルがやっとくらいが応援しがいがある。

負けて偉大さを再認識、吉田沙保里。名古屋のテレビでコメンテイターをしていたとき、栄監督とともにスタジオに来てくれた。二人ともあのまま「素の人間」だった。これからの人生を応援したい。

 スポーツは勝つこともあれば負けることもある。「勝負は時の運」だ。しかし選手達は決してその言葉を口にしない。

 日本の選手は、勝っても負けてもよく泣く。勝てば応援してくれた人々に感謝、負ければ謝罪。スポーツマンとしての矜持より、日本社会(世間)への対応が先立つ。日本人は「一つの家」に生きているという感を強くする。