都市力と風土力

建築からの文化論を主に、時事評論を加える。

建築家の資質

建築家に必要な資質は何かと問われれば「少しトンがった真心」と答える。

つくることに対する真心であり、それが世間に多少の摩擦を生じる角となる。

あまりもち合わせない有名建築家もいるし、十分にもつ無名の建築家もいる。

真心が無ければ、つくるものに意味がない。

角を立てるほどの鋭い感性が無ければ表現できないが、立てすぎると世間から排除される。

どの道も同じことだろう。