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都市力と風土力

建築からの文化論を主に、時事評論を加える。

スーパーボールと大相撲

ペイトリオッツファルコンズ、驚くべき試合だった。

トム・ブレディのプレーもさることながら、エデルマンのキャッチは歴史に残るだろう。大逆転だったから「どんなに不可能と思われても諦めてはいけない」とも思わされた

特別にアメフトのファンとうわけでもないが、スーパーボールは見るようにしている。

アメリカという国の一断面が現れるからだ。

システム化された戦略と戦術、激しい闘争心、猛烈なスピードと激突、派手なパフォーマンス、資本のバックアップ、お祭り騒ぎ、など、いかにもアメリカだ。そして見たあといつも「この国とは戦いたくない」と思わされる。

ルールは少し難しい。サッカーはルールが単純なので、世界に広がったが、アメフトは「特別にアメリカ的なスポーツ」だ。日本でこれに匹敵するのは大相撲だろう。ルールは簡単だが、特異に日本的な様式性がある。柔道は世界に広がったが、相撲は「特別に日本的なスポーツ」である。

外国人力士の活躍は喜ばしいことで、もう少し国際化してもいいとは思うが、伝統の様式美は守ってもらいたい。伝統を持続することとグローバル化すること、この二つの方向性にどう折り合いをつけていくかが難しい。すべての日本文化に言えることだ。