映画「ラ・ラ・ランド」を観た。
少し哀しく大いに楽しい、いい映画だった。
昔あったアメリカン・ミュージカルの夢が蘇った。フレッド・アステアとジンジャー・ロジャース、ジョージ・チャキリスとリタ・モレノ、そしてジュリー・アンドリュース。
主題歌の「シティ・オブ・スターズ」が耳に残る。しかしハリウッドという街は好きじゃない。人間の匂いがしない。あれはバーチャルな都市だ。
主演のエマ・ストーンがチャーミングだ。現代アメリカの夢を象徴している。
トランプのアメリカもあれば、エマのアメリカもあるのだ。
若者たちに言いたい。大いに夢を見ろ。そして大いに挫折しろ。
転んだら立ち上がるだけのことだ。