都市力と風土力

建築からの文化論を主に、時事評論を加える。

安倍政権とチルドレンと国益

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豊田、稲田、今井、「安倍チルドレン」と呼ばれる女性政治家の問題が続き、国会も、マスコミも、本人までが、子供の不始末は親の責任だといっている。

森友、加計の問題と合わせ、お友達と子供達が政権という「家」を崩壊させかねないのだ。

何人か外国人の意見を聞いてみた。

ヨーロッパもアメリカもアジアもアフリカも、国家の存続を揺るがすような問題で揺れ動いているのだが、日本だけが安定的な体制でうらやましかった。それなのに、このような問題で政権が揺らぎ、結果として国益を失うのは、いかにも日本らしい、ということだ。

やはりこの島国は平和ボケなのだろうか。いや、そうではない。実は平和でも何でもないのだ。国家は常に危機にさらされている。お友達と子供達によって政権が揺らぐ、戦後国家という「家」のあり方が問題なのだ。

ここは国益を第一に考える必要があるような気がする。