毒ガスを使ったらしいアサド政権に対して、米、英、仏軍はミサイル攻撃を展開した。
毒ガスは悪い。しかしミサイルも悪い。
しかし毒ガスはもっと悪い。
どうやらそうらしい。
アメリカにいるとき、戦争の議論となり、アメリカ人が、日本刀は残酷だがピストルはそうではないと思っていることに気がついた。日本人とは逆である。そんなところにも文化の違いがあるのだ。
国際社会は、無差別に人を殺傷する化学兵器を許さない。そのことには賛成である。しかしミサイルを許すことには議論があるべきだろう。それが「ピンポイント」というテクノロジーにかかっている。