スポーツで活躍している若者を見ると頼もしくなる。
スマホでゲームに夢中になっている若者を見ると情けなくなる。
わりと頼もしい方の学生たちと話していて気がついた。
若者たちも、ゲームにハマらないように努力しているのだ。そして今の若者たちは、努力する者としないものに分かれているという。
昔は、能力には向き不向きがあって差があったが、数学ができる子は数学、英語ができる子は英語、運動ができる子は運動、音楽ができる子は音楽、機転が利く子は機転、それぞれ努力していた。みんなが努力していてその努力にはあまり差がなかった。
今は、努力に差があるという。
能力の格差から、努力の格差へ。
これは案外怖いことではないか。