イバンカ氏の来日は、どういうニュースなのだろうか。
ふと、そう思った。
政治家の来日なのか、お嬢さんの来日なのか。
補佐官だから政治家なのだろうが、まったくそういう感じではないような気もする。珍しい現象だ。
前に、オバマ大統領の国務長官になったヒラリー・クリントン氏が、最初の訪問国として来日したときは、米国の外交責任者として、日米関係の重要性(コーナー・ストーンという建築的なフレーズを使ったのでよく覚えている)を強調した。
今回はそれほど正式な外交感覚ではない。
しかし意外に、彼女の待遇と印象が、政治マターとして大きな意味を持つかもしれない。そういう感覚を、日本政府もマスコミも、抱いているのではないか。それほど、前代未聞の大統領ということだ。