都市力と風土力

建築からの文化論を主に、時事評論を加える。

2018-02-01から1ヶ月間の記事一覧

平昌からの地政学

thepage.jp 少し異なる視点から書いて見た。雪と氷の風土の文化と政治

教師に銃を持たせる社会

またしてもアメリカで銃乱射事件が起きた。 高等学校であったところから、トランプ大統領は、銃の所有に対する規制を強化するとともに、教師に銃を持たせることを進めるという。背後には全米ライフル協会の選挙影響力があるという。 「どんな場合でも体罰は…

羽生結弦と宇野昌磨にアウェイはない

羽生結弦と宇野昌磨が金と銀。オリンピックの緊張の中で、たいしたものだ。 それにしても、この二人が氷上に姿を現わすと、圧倒的な女性の歓声が上がる。コアなファンが日本から大勢行っているのだろう。 それまで平昌では日本の応援はあまり目立たなかった…

平昌オリンピックに見るヨーロッパ的伝統とアメリカ的創造

ノイシュバンシュタイン城 前に「THE・PAGE」に、スポーツには二種類あると書いた。 単純な個人的能力を競う、陸上や水泳のような競技と、複雑なルールをもつ、サッカー、ラグビー、野球、バスケットボールといった球技であり、前者は昔からどこにでもあり、…

女子はサムライ・男子はナデシコ

東京オリンピック64室内競技場。丹下健三設計 平昌オリンピックを見ていると、雪上系と氷上系に分かれるのはもちろんだが、スピードスケートやアイスホッケーなど「速度と力」を競う競技と、フィギュアスケートやスノボなど、審査員の採点によって、すなわ…

本当は「金」の高梨沙羅

ストックホルムの街 高梨沙羅選手が銅メダルを取ったことを讃えたい。 しかし本当は金メダルだったと思う。 あるテレビ番組で、ルンビやアルトハウスが使っているスキーと高梨が使っているスキーを比べていたが、その長さの違いに愕然とした。 ジャンプで日…

平昌オリンピックと国際政治

南北合同の入場とアイスホッケーチームで融和を印象づけ、さらに金与正氏の登場でインパクトの加わった開会式であった。 オリンピックを機会に、現在のスポーツが抱える問題を、歴史的文化的に論じた。 thepage.jp 今後の進行に政治とは無縁の公平性が保たれ…

朝香宮邸はモダンの桂離宮

thepage.jp 朝香宮邸はみごとな建築だが、時代は軍国主義に向かい、戦後、宮家は凋落し、機能主義モダニズムに向かう時代に、装飾的な建築は評価されなかった。

芸能人はリアルなキャラクター

昔の芸能人は、歌、演奏、踊り、役を演じるなど、なんらかの芸能に秀でていて、客を唸らせた。銀幕のスター女優といえば絶世の美女の代名詞だった。 今のバラエティ番組やクイズ番組に出る芸能人はそうではないようだ。 特に芸があるわけでもなく、知識があ…