2018-03-11 森友文書問題・「情報肥大」と「中枢劣化」 財務省の公文書改ざん問題は、かつての社会保険庁の消えた年金記録を思わせる。 野党とマスコミは、大臣の辞任や内閣不信任という政局として扱おうとするが、そんな問題を超えた官僚機構の根本の問題である。 政治、行政、研究、教育、報道、批評といった日本社会の「中枢」が腐り始めたのではないかという重大な懸念を持った。 それは情報社会の進展と結びついているのではないか。 thepage.jp この記事を書いたすぐあとに、佐川国税局長官の辞任と近畿財務局員の自殺が報じられた。