テレビのBSは、国際的なニュースが多く、シリア爆撃、米朝会談、日米首脳会談などの話題を伝えている。発言も、専門家の突っ込んだ内容が多い。
一方地上波は、財務次官(官僚トップともいえる)や県知事のセクハラ辞任問題でもちきり。専門家とはいえないコメンテイターが井戸端的な発言に終始する。
前者は、この国が外的な意味で、後者は内的な意味で、存亡の瀬戸際に立たされていることを示している。
日本人の頭の中が、二つに別れているようだ。
大きな枠組みから考えていこうとする頭と、身近な好奇心から考えていこうとする頭。
他国と比べてこの国は後者が強いような気がする。
島国であるだけに。