うちの犬は、他の犬がいると必ず駆け寄って挨拶をしようとする。
飼い主に似て、きわめて友好的なのだ。
相手の犬の対応には3種類ある。1・友好的に挨拶する、2・吠えて威嚇する、3・尻込みする、だ。
人間はこれを、犬好きとか、威張るとか、怖がるとか、表現するが、それらは一体的なものかもしれない。動物の社会では、出会いにおける友好と威嚇によって瞬時に社会秩序を形成しようとするようだ。
人間にも当てはまるような気がする。
子供が子供に会うと、同じようなことが起こる。
大人でも同様なのかもしれないが、成熟するとそれが洗練された形に変化する。
国どうしでもそういうことが起きる。
今のわが国の周辺国のリーダーたちは犬とあまり変わらない。いやむしろ、犬の方が洗練されている。